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My favorite only 好きなものだけ

アジアをあちこちうろうろしています。旅先で出会った好きなもの、好きな空間、コミュニケーションメソッドのSTRのことを書いています。

STRに興味を持ったきっかけ

STRというのは自分や周りの人のものごとの捉え方やコミュニケーションタイプを把握することで、お互いに無理のないお付き合いをするためのツールで、中国の帝王学の流れを汲むもの。学生の頃からのお友達がSTR財団の理事をしているご縁で知りました。

 

あたしがSTRを知って「ちょ、これ、おもしろい!」と思ったのは、3年前の年末。その友達がバンコクでSTRの紹介イベントをやるというので、当時バンコクに来ていた次男と参加しました。STRでは人を何タイプかに分類します。一番大きな分類は○タイプ、△タイプ、□タイプの3分類です。あたしは□タイプで、次男は○タイプでした。

 

□タイプのコミュニケーションの仕方の特徴は「結果だけ伝える」だと…。あ、そうですそうです。実際は、そういうわけにもいかないんだろうと思って、自分ではがんばってそれ以外も伝えていますが…。自分が伝えられる時、ズバッと結果を、要点を伝えて欲しいから人もそうだろうと思ってました。だから、人の話を聞きながらついつい「要するに…」を抜き出そうと考えてたり。だって、ちゃんと受け取らなきゃって思うから。

 

ですが。○タイプのコミュニケーションの仕方の特徴は「丁寧に説明する」だと…。ああああ、そうです、そうです。一生懸命説明してくれる。○タイプさんは「みんなで穏やかに」が大切。コミュニケーションも親切丁寧。自分もちゃんと始めから説明されたいから、相手もそうして欲しいだろうなーと思ってこうなると。

 

で、あたくし、次男とのコミュニケーションを振り返りました。次男とあたしはけっこう、よく話をしており、近況報告やバカ話ならだらだら話してましたけど、もっと真剣な話、大学どうすんの?みたいな話になると、あたしは要点を探してしまう。でも、そこへと至るまでの話が長い…。つか「こうしたい」が出てこない…。それで話の途中で「で、要するにどうしたいの?」みたいなことを言っちゃってました…。だって、自分だったら「こうしたい」があって、それをするために「どうしよう?」なので、何を悩んでんだかよくわからない…。だから、「もう、いいわ」と話の途中で話題変えられる…。なんでーちゃんと聞きたいのにー。

 

実は長男もあたしと同じ□タイプ。事後報告の男です…。「こうしたいねんけど、方法ない?」みたいな相談は受けることはあるけど、基本、途中報告はない。でも、「あ、そうなんや。がんばりやー」「おう、ありがとう」で済んでいた…。だから、男の子はこんなもんでいいのかと…。自分が母からあれこれ心配やアドバイスされて、「自分で考えるからほっといて」と言っては「冷たいわー」なんて言われて傷ついてたので、なおさら「君らがいいと思ったようにやんなさい。困った時には相談に乗るし、応援するよ」という方針だった。自分だったら、それが一番ありがたいから。

 

しかしね、次男は違ったんだよね。このイベント後、お互いのコミュニケーションのタイプについて話していたら、次男に「おかんってさー、『あんたがいいと思うようにしい』ばっかりで、俺のことに興味ないんやなーって思ってた」と言われた…。ええええ。ありますよ、興味あります。息子に興味ないおかんなんかおらんやろ。あたしは次男のやりたいことを応援したいから、彼がどうしたいのか知りたくて話を聞くんだけど、なんだかよくわからないので「で、要するにどうしたいの?」と聞いちゃってたんですが、それについて「早く話切り上げたいのかなーって思ってた」と。「だから、もう、この人に話してもねぇって思ってた」と。ええええ。違いますがな…。

 

○タイプのふたりから、○にとって□のコミュニケーションの仕方が、いかに愛想がなく、素気なく、寂しいものかを語られる…。ああ、そうでしたか…。あああああああ。ごめん、知らんかった…。自分が生んだのに、そして自分が育てたのに、しかも長男はOKだったのに、あたしが「良かれ」と思ってやっていたことが、次男にここまで違う取り方をされていたことを認識いたしました…。

 

で、ここまで違うんだとわかってからは、自分と同じ行動パターンじゃなくて「あたしなら、そうしない」みたいなことがあっても、「なんで、そうなのよ、こうすればいいのに(イライラ)」じゃなくて「あたしとはやり方が違うけど、この人らしくやってるな、いい感じ、いい感じ」と思えるようになりました。そしたら自分も相手も楽。人間関係って「あの人よくわかんない」で諦めてしまうことも少なくないけど、家族やパートナー、大事な友達、同じプロジェクトの仕事仲間となると、やっぱりわかってあげたいし、わかって欲しい。気持よくお付き合いしたい。そして、そんな風に、わかってくれる人がいるだけで、生きやすさがかなり違ってくると思うのです。

 

これがきっかけで、STR、興味持ったんですよね、あたし。